ロバート・キヨサキさんの著書「金持ち父さん貧乏父さん 改訂版」を読みました。
前々から気になっていて、育休中の今やっと読めました。
本の中で終始、会社で働いて給料を貰っているだけでは一生お金持ちにはなれない、
お金持ちになるには自分の懐を増やしてくれる資産を持たなければならない ということが書かれています。
この本は2013年に出版されたものですが、内容に古さを感じるところはなく、
色々と自分にも思い当たる節があり、胸に突き刺さるものがありました。
本の冒頭で、
金持ち父さん=親友マイクの父で、ハイスクールさえ卒業していないが、お金に関する知識がある。
貧乏父さん=実の父で高い教育を受け、複数の学位を持っているが、お金に関する知識がない。
の説明があり、両方から教育を受けた筆者がその経験を基にお金持ちになるための考え方を教えてくれます。
本を読む前は金持ち父さんが高い教育を受けた人で、
貧乏父さんがマイルドヤンキーみたいな学歴を持たない人かなと
逆に考えていたので、冒頭から驚きでした。
学校ではお金の教育をしないので、お金の教育は各家庭でする必要がありますが、
多くの家庭では、「たくさん勉強して、良い大学を卒業して、良い企業に就職する」ことを成功と捉え、
仕事をしてお金を稼ぐ以外のお金の教育を子供にしません。
なので、成績優秀な人は大企業に就職し、会社で働いて給料をもらう稼ぎ方しかせず、
お金持ちになれないで生涯を終えます。
うちの両親がまさにそうでした。
将来良い会社で働けるように勉強しなさいと教えられ、
家族を養えるように会社で働きなさいと言われています。
親自身もそう教育されてきたのかもしれません。
私が半年間の育休を取得することを話すと、父は
仕事の勘が鈍らないように育休期間中でも会社の仕事をするようにした方がいい
というアドバイスをくれました。
サラリーマンとして働いてきた父にとって、
会社で働いて給料をもらうことが収入を得るための唯一手段と考えているために、
そういった言葉が発せられたのかなと思います。
もし私に金持ち父さんがいれば、
お金の教育を受けていないなら、この育休期間中にお金の勉強をして、自分の資産を増やすための行動をしなさい。
とアドバイスをくれる気がします。
お金が全てとは思いませんが、お金によって自由が得られることは確かだと思います。
十分なお金があれば、私は今の仕事を続けていないと思いますし。
この育休中に小型株と不動産売買について勉強して、
自分の資産を増やす準備を整えていきたいと思います。